タンゴの節句2006#2

タンゴの節句2006#2

初日は温泉でタンゴ!

初日(4/29)、会場はなんと温泉!大分県中津の金色温泉の中にあるラウンジ&ギャラリー「ザリ」にて昼夜2公演。ここは料理もうんまくて。おっとやっぱりそっちに記憶と話題が偏るなあ。お昼はナント「端午弁当」。わはは。やりますなあ。

昼の部はツアーの幕開けでもあり、いわば手探りの部分もあってスリリング。プルポ&ルイザはとにかく早く出てきたがるのでびっくりする。こっちは時々曲間に喋って笑わせたりするので向こうは向こうでびっくりしてる。こっちは着替えができているかどうか間合いを測りながら喋っているのだけれど。何せ、普通のタンゴのショウではありえない数、ダンサーたちが踊るのがこのタンゴの節句ツアーの見ものなのでありますからな、おほほ。

昼の部は天窓から陽の光が床に落ちたりして面白い。新曲ガジョシエゴを初めてプルポ&ルイザがしっかりと踊る。うむむ、やはりすごいなあ。おもしろい。ルイザ&リリアナの悲しきミロンガの即興ダンスも鳥肌モン。そして「首の差で」。うはは、やっぱり面白い。これはきっとツアー中にもっと面白くなるだろう、と思う。

休憩中は散歩したり食事したり、ちょっと昼寝をしたり。そして夜の部。やはり周りが暗いと集中する雰囲気。でもみんなとっても楽しんだ。

終演後プルポがひとこと「なんでこんなにたくさん演るんだ?」。いきなりのダブルヘッダーでバテたかな。まだまだ始まったばっかりよおおおん。お客さんと一緒に腹いっぱい楽しむんだよおおおおん。

終演後はゆっくり温泉に浸かる。ふぃー。ありがたや。

あがってから足マッサージに興じる日亜男性ダンサーチーム。

ちなみに調律助手で来てたMさん、帰りがけに調律士オッチーに一言。「あの…本番終わってから来られたあの方はドナタでしょう。お風呂上がって体操してらして、ケイトミュージックのスタッフの方か誰かでしょうか、とっても場に馴染んでらっしゃったので…」。勿論それはメイクを落としたリリさんでえす。右写真中央、どすこいのヒトね。いつもながら、わっはっは。

 

番外編【1】ミロンガ

4/30は天神ティエンポでミロンガ。タンゴの節句ツアーの番外編ですわい。プルポとルイザ、ケンジとリリアナはタンゴダンスのクラスで指導後、ミロンガで踊る。お、オスカルとリンコもやってきた。相変わらず大きいなあ。うんプルポ&ルイサのダンスはさすがに重厚ですなあ。おほほ、ケンジ&リリアナはやっぱり楽しい。おや、後半はなんと次々に3組が踊る展開に。わはーおもしろいー。
…の一夜。

 

筑豊 de タンゴ!

さてツアーに戻って5/1は飯塚のフランス料理店「ふらんす亭」。早めに入ってまずはランチ。ステーキね。エスカルゴもね。ワインもね。うまいうまい。

その後調律や音響、照明でスタッフががんばってくれている間に…、近くの電器屋さんに。そこにはずらりとマッサージチェアが並んでて。いやあ、ゴクラク。熟睡してるヒトもいましたですよホンマ。

プルポは色んなモノを欲しがる。日本の車のナンバープレート。これはムリでしょ。鯉のぼりだの、日本の家の樋からぶら下がっている鎖のようなアレ、正式名称なんだっけ「鎖縦樋」だっけかな、それだの。色んなツテで入手を試みる。

そしてリハーサル。ところが…。気の早いご婦人方、続々やってきて、入ってきちゃう。ちょちょちょっと待ってぇぇぇ。開場時間までまだ小1時間ありますがな。ネタバレしますがな。

さて、いよいよ本番。くだんのご婦人方は大盛り上がり。伸び上がり立ち上がって見て、ノッて、笑って、入り込んで。うれしくなっちゃう。

しかし飲み食いとおしゃべりの方が忙しいお客さんもいる。中には喧嘩に発展するカップルなんかもいて。ほほほ。なんというかこう、最初っからタンゴだからこう、というような決まった聴き方などしない。こっちにゃこっちの都合があるんだ、てな感じ。この「筑豊感」というんでしょうか。それともアラバルな感じというのでしょうか。でも、そういうのはちっとも問題じゃない。ライブやミロンガで鍛えられてきたからね。よっしゃそっちがそうならこっちはこうだ、とばかりにガッシンガッシン。

後半俄然ケンジ&リリアナが燃える。後ろの方の、余りステージのほうを見てないお客さんの所まで行って鼻先でブンブン踊る。仏頂面してるコワモテのおいちゃんにちょっかい出してむりくり笑わせる。さっすがですなあ。

そして結局みんなを湧かせて楽しませて、のワレワレ。芸人よのう。

終演後は、再びおいしいふらんす亭の料理に舌鼓。ルイサはとにかく日本語をガンガン覚える。こっちは「イーホデプータ」だの、そんなのしか覚えられない。

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